光と闇と負

不思議だ。
全然書いてなくても、毎日一人の訪問者があるらしい。

ばけものの子を観た。
今の世の中にとてもタイムリーな内容でもあり、
自分にとっても強く響く内容。
アニメーションだからこそ、伝わるものがある。

人間の心には闇がある。
その闇に呑まれるか呑まれないかは
強い絆や、信じ合える仲間や、命をも投げ出せるほどの思いを持てる
もしくは持ってくれる相手がいることで変わる・・・
そんなことを感じた。
闇のない人間なんていない。

心臓は人間の持ち物。
肉体の一部だから。
だから闇があるのは分かる。
それなら心は?
肉体とたましいをつなぐもの。
闇もあるってことだよね?
じゃあたましいは?
たましいは肉体ではない。
ということは人間ではなくて、
たましいはたましいの世界のもの。
もしも闇のないたましいに闇が生まれたら
いったい何が起こるのだろう?
堕天使は闇が生まれたたましいだと聞いたことがある。


そもそもなぜ闇のないところに闇が生まれるのか?
闇は単なる闇。
闇と負は別物なのか。
闇というだけならただ闇。
負というのは、違和感のあるもの・・・?
光しかない世界に闇が生まれたら
ただそれだけのような気がする。
じゃあ光しかない世界に負が生まれたら?
いったい何が起きるのだろう?
それでも光は負をも包括するというのだろうか。

ひたすらに調えるということをした方だった・・・
そんな話を聞いたことがあるが、
負がないものが負のあるところにきて
負はうまれたのかな。
だから調えたのかな。

そもそもに負のないものもあるという。
人間になっても負のないものには負は生まれないの?

私の中には負がある。
それははっきり自覚した。
心なんてもんじゃない、深い場所に負を持っているような気がしている。
だから清らな場所へ行ったらダメなのか。
穢しておわるだけなのか。
生きているうちに流せるのだろうか???
笑っていたら自然と流れる・・・そんな単純なものなの?

この世はこたえの出ないこどだらけ。